Workizm
オフィスデザイン事例・世界のオフィスまとめ
世界中のオフィスデザイン事例、またオフィスに取り入れたくなるプロダクトについて紹介。
より自由に、快適に働けるオフィスデザインをお届けします。インテリア、照明、マテリアルなども充実。オフィスレイアウトの問題を解決するヒントが見つかります。海外のスタートアップのオフィスも多数紹介。
「建築界のノーベル賞」と称されるプリツカー賞を受賞した建築家、ノーマン・フォスター氏によって設計された「Apple」の新社屋。
生前、ジョブズ氏は、新社屋デザインを「Foster + Partners」に依頼することを決め、2009年7月に電話で「手伝ってほしい」と依頼したそうです。
計画当初、建物の外観デザインは関係者が「プロペラ」と呼ぶような、三つ葉のクローバー型でした。
しかし、2010年の春、ジョブズ氏が「内側は狭すぎ、外側は広すぎる」と問題を指摘したのをきっかけに、円形の建物が計画されることになります。
新オフィスでは、従来のアメリカのオフィスデザインで見られるキュービル型をやめ、ガラスを多用した非常にオープンなフロアになっています。
また、4つのフロアにはそれぞれ80個の「ポッド」と呼ばれるモジュールを配置するアイデアが取り入れられました。
この「ポッド」には昇降式デスクがあり、チーム作業やコミュニケーションスペースとして変化できるよう工夫されています。
ジョブズ氏がノーマン・フォスター氏にプロジェクトを依頼して8年。
キャンパス内で働く12,000人のApple従業員全員が、建物が完全に完成した2017年9月までに入居が予定されています。
(引用元:https://www.dezeen.com/2017/08/10/apple-park-campus-employees-rebel-over-open-plan-offices-architecture-news/)